羽毛ふとんの特徴は何より「軽くて」「暖かい」ことです。羽毛(ダウン)が多くの空気を含んで膨らむため、体温を逃しづらく保温性に優れています。綿のおふとんもいいものですが冬場は毛布も重ね「重い」印象があります。その点、羽毛ふとんは軽くてそれだけでも十分な保温性があるので毛布を1枚、挟む必要もありません。
人気の羽毛ふとんですが、西川ローズ寝装館では特に「ゴア(GORE)羽毛ふとん」と「リバクラブ」をおススメしています。
羽毛ふとんは豊富に品揃えしておりますので、ご検討の際はぜひ西川ローズ寝装館までご来店ください。ご要望に合わせて最適な羽毛ふとんをご提案させていただきます。
羽毛布団を店頭やネットで探すと、安価なものから高額品まで様々。商品の規格を比べても良く分からない。ダック、グース、ダウン率、側生地やキルティングの違いなど、どっちがいいの?という方が多いのではないでしょうか。
そこで、羽毛布団選びで参考になる違いや特徴をお伝えします。
羽毛の品質表示には「ダウン」とか「フェザー」といった用語が使われます。
「ダウン」は胸部に密生し、羽軸がなくタンポポの綿毛のようなフワフワな羽毛のことです。その形状から「ダウンボール」と呼ばれています。
「スモールフェザー」は腹部に生えている細い羽軸のある小さな羽根です。
羽毛の品質表示に書いてあるフェザーは主にこの「スモールフェザー」を指します。「ラージフェザー」は翼の部分に生えている羽軸を持った大きな羽根で、羽毛布団には使用されません。
羽毛布団と羽根布団は似たような言葉ですが、ダウン率が50%以上を「羽毛布団」と呼び、ダウン率が50%以下を「羽根布団」と呼びます。「スモールフェザー」よりも「ダウン」の方が、たくさんの空気を含み保温性に優れています。羽毛布団の方が保温力が高く高級品です。
羽毛布団の中身は水鳥の胸の部分に生えている「ダウン」を中心に使用します。ニワトリのような陸鳥にはダウンが備わっていないので、羽毛布団に使用することはありません。
水鳥は主にダック(アヒル)とグース(ガチョウ)のダウンが使われます。
一般的には身体の大きいグースの方がひとつひとつのダウンが大きく高品質とされています。また、寒さの厳しい地域ほど、水鳥が身体を守る為にダウンが発達しますので、良質のダウンを取ることが出来ます。
繫殖用として1年以上飼育されたグースのダウンは「マザーグース」と呼ばれ、同じ品種でもさらに大きなダウンボールが採取できるので、保温性に優れ、比較的高価な羽毛布団に使用されています。マザーグースは保温性に優れるだけでなく、耐用年数も長いので、いいものを長く使いたいと考えるお客様に人気です。
「カバーを掛けるから、側生地なんて気にしない」と仰るお客様も多いのですが、カバーの役割と羽毛布団の側生地の役割は実は違うのです。
カバーは羽毛布団の汚れ防止と肌触り、デザインが重要ですが、側生地は中身のダウンが外に出るのを防ぐ役割とダウンの柔らかさ・かさ高性などの特性を最大限に生かせるよう、軽く薄手で風合いのソフトな生地が望ましいとされます。
一般的にはポリエステルが多い側生地は安価。綿素材はムレにくく側生地として良く使われます。綿素材の中でもより極細な「超長綿」を使用している生地は、柔らかくしなやか。フィット性に優れ、衿元の隙間をふさいで温かい空気が逃げるのを防ぎます。超長綿でもランクがいろいろあります。
またユーカリの木が原材料の環境にやさしい繊維「リヨセル」を使用した側生地もおすすめ。綿よりも柔らかく、軽く、ムレにくく、耐久性に優れています。
その他、高機能生地の『GORE』はダニ・ホコリ・タバコの煙・PM2.5も通さずダウンがキレイなまま長く使えます。
羽毛布団は詰めものが片寄らないようにキルティングが施されています。
一般的に「立体キルト」は長く使っていると、寝返りなどでダウンが移動したり、片寄りが発生することもあります。ダウンが片寄ってしまうとフィット感や保温性が損なわれます。特に衿元のダウンは動きやすく、首元がスカスカになることも。
西川ではこうした片寄り防止を追求して生まれた完全立体キルト「ソリッドステークキルト」を採用している羽毛布団があります。
また、西川独自の2層キルト『ダブルフェイスキルト』はかさ高性に優れ、ボリューム満点です。
西川ローズ寝装館では
体感コーナーをご用意しております
ぜひ店頭でお試し下さいませ。